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金継ぎ教室はじまりました
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    秋の訪れとともに、今年も金継ぎ教室がはじまりました。

     

    講師の田代淳(たしろじゅん)さん。

    毎年、新幹線と電車を乗り継いで、

    盛岡から来ていただいています。

     

    欠けに錆をつけているところです。黄色く見えるのはマスキング

    をしている部分。

     

    器の欠けの状態はひとつひとつ違います。

    まずは先生のやり方をじっくり観察。

     

    本科の作業が終わったらみんなでお昼ご飯を食べます。

    写真にはありませんが、毎回田代さんが作った

    お椀でいただくお汁がつきます(今回は季節のさんまの

    つみれ汁でした)。食事はスタッフの手作りで、

    内容は毎回変わります。どうぞお楽しみに。

     

    午後の別科では、割れの修理を学びます。

     

    上の写真は、割れの断片に麦漆を塗っているところです。

     

    こうやってくっつけたら、テープで仮止めをしてむろに入れます。

    漆が完全に硬化するまで2カ月かかります。

     

    田代さんの金継ぎ教室は、接着剤と仕上げに天然漆を使用します。

    漆というと「塗り」のイメージがあるので「塗料じゃないの」

    と思われるでしょうが、実は天然の接着剤でもあります。

     

    ただし、天然漆は硬化するまで時間がかかるので、一度に作業を

    終わらせることが出来ません。一回目の教室で錆をつけたら、

    自宅で何度か同じ作業を繰り返して、次の段階に進みます。

     

    天然の材料は不均質なので、硬化する速度も一定ではありません。

    ちょうどパン作りのように、季節の変化、一日の気温、湿度の変化を

    敏感に感じ取りながら、漆の状態を見極めて作業を進めます。

     

    2回目の教室は、10月28日(日)、29日(月)。

    これから三カ月かけて、みんなでゆっくり直していきます。

     

     

     

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