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掘り出し物
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    6月末は出張で東京へ。

     

    初日は川越でアフリカ関連商品の買い付け。

    「アフリカモノ」ということで、なんとなく夏に来てしまったが、

    倉庫が暑くて大変。暑い中、倉庫を案内して下さった

    スタッフのみなさんに心から感謝。

     

    仕入れの合間には、西荻に出て恒例のギャラリー巡り。

     

    いつも立ち寄る「魯山」では、

    田鶴浜さんの大皿と、アルミ(アルマイト?)の鉢を購入。

     

     

    直径44センチ。削り出しでつくられているらしい。

    質感もいいが、置いただけでかなりの迫力がある。

    魯山の大嶌さんはさすがにこういう大きなものの見立てが

    上手いなあと思う。

     

    大きなもので目を鍛えている人は小さなモノを

    選ぶ時にも間違いが少ないと思うが、逆は難しいだろう。

     

    器というのはたいてい手のひらに収まるぐらいの

    小さなものだけれども、それを頭の中で大きく拡大してみて、

    それでも見所が損なわれないようならば、良い器、という

    判断の仕方もあるかもしれない。

     

     

    次に立ち寄ったのは、『すべての雑貨』の「FALL」。

    店内をぐるっと見た後、三品さん(面識はない)に、

    「あのー、工藤冬里さんの作品は何かありますか?」

    と尋ねてみた。

    すると、「いやー、もうまともなモノは一つもなくって」

    と言いつつ、いくつかの「器」を出してくれた。

     

    「これなんかいいんじゃないですかね。砥部の磁土です」

    ということで、購入したのがこちら。

     

    工藤冬里 2,000+税(非売品。価格は購入金額)

    三品さんによれば、「花器のようなもの」だという。

     

    磁土なので壊れにくいと思うが、

    この作品は、そもそも壊れないということが

    なぜ積極的な意味を持つのか、

    という根源的な問いをわたしに突きつけてくる。

     

    このほか、古本コーナーで、港千尋の、『ヒョウタン美術館』

    という本を見つけて購入。

     

    「大皿、大鉢、花器、ひょうたん」というわけで、

    今回も西荻ではなかなか一貫性のある買い物が出来たと

    自分では満足しているが、こうした「テーマ批評」的な

    買い物に慣れていない人にとっては、無意味な散財以外の

    何物でもないだろう。

    | - | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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